2025年10月30日
株式会社Hakuhodo DY ONE
ニュースリリース
Hakuhodo DY ONE、テレビCMのプログラマティック取引においてユニークリーチの最大化を実現する入札機能を提供開始
〜「WISE Ads」「AdRM-Exchange」「AaaS」の連携でテレビCM運用を高度化〜
株式会社Hakuhodo DY ONE(本社:東京都港区、代表取締役会長:田中雄三 代表取締役社⾧:小坂洋人、以下 Hakuhodo DY ONE)は、当社が提供する広告配信サービス「WISE Ads」と、既に連携している日本テレビ放送網株式会社(以下、日本テレビ)の「アドリーチマックス プラットフォーム」※1の基盤サービス「AdRM-Exchange」に、博報堂DYグループが提唱する「AaaS」※2を組み込むことで、テレビCMのプログラマティック取引においてユニークリーチを最大化するための入札機能の提供を開始しました。これまで以上により効率的かつ効果的なテレビCM運用を実現し、企業のマーケティング活動を強力に支援します。

背景
近年、テレビCMにおけるキャンペーンKPIとして、ブランドや素材ごとのユニークリーチの最大化(どれだけ多くの生活者にテレビCMを視聴してもらうか)が課題となっています。しかし、従来のスポットテレビCMのバイイングでは精緻な放映枠の指定が困難であることから、多くの生活者に効率良くテレビCMを届けるための高度な運用型バイイングが必要となっています。
Hakuhodo DY ONEでは、当社の広告配信サービス「WISE Ads」と日本テレビの「AdRM-Exchange」を連携し、テレビCMのプログラマティック取引を推進しています。※3 その中で今回、この課題に対応すべく「AaaS」と新たに連携し、ユニークリーチを最大化する高度な運用型のテレビCMバイイングを実現します。これにより、プランニングからバイイングまで一気通貫で効率的なテレビCM運用が可能となります。
サービスの特長
①高度な入札最適化:「AaaS」の分析結果に基づき、「WISE Ads」が「AdRM-Exchange」への入札金額や配信設定を最適化し、ユニークリーチを最大化します。
②最適な放映位置の抽出:「AaaS」に蓄積されたキャンペーン情報とテレビ視聴率データを掛け合わせてCM未接触者(低回数接触者)の視聴傾向を曜日・時間別に分析し、リーチが拡大する最適な放映位置を抽出します。

③未接触者を狙ったバイイング:「WISE Ads」に組み込まれているテレビCMの配信制御と入札機能を組み合わせ、テレビCM未接触者を獲得しやすいテレビCM枠を狙ってバイイングします。
④運用中のモニタリングと調整:放送期間が終了した過去CMだけでなく、放送期間中もリーチ実績を継続的にモニタリングし、放送予定期間分の運用も調整することで、リアルタイムで目標達成に向けた最適な運用を可能にします。

「過去CM×追加CM」「タイムCM×追加CM」「放送予定CM×追加CM」など、
接触の実績・予測を加味した効率的なテレビCM運用が可能
「WISE Ads」について
https://solutions.hakuhodody-one.co.jp/wise-ads
「WISE Ads」は、生活動線上のあらゆるデジタルタッチポイントに広告を配信できるHakuhodo DY ONEの広告配信サービスです。主要な広告配信プラットフォームやSSPと連携しており、Webメディアのみならず、SNS、ニュース・動画(OTT)・音声配信プラットフォーム、メタバース空間、屋外・屋内のデジタルサイネージ(DOOH)など、多様な媒体への配信が可能です。ターゲティングと配信先を目的に応じて最適化することで、リーチの最大化と広告効果の最適化を実現します。

今後について
これまでデジタル領域において生活者の多様な接点をカバーしてきた「WISE Ads」が、最大規模のリーチを持つ地上波テレビの全国CM枠への対応により、これまで以上に強力な広告配信プラットフォームへと進化を遂げています。
今後もHakuhodo DY ONEは、「WISE Ads」の機能拡充やパートナー企業との連携強化を通じてサービスのさらなる多角化を図り、企業のマーケティング活動の支援に取り組んでまいります。
*1 アドリーチマックス プラットフォーム:https://arm.ntv.co.jp/
*2 広告業界で長らく続いてきた「広告枠の取引」によるビジネス(いわゆる「予約型」)から「広告効果の最大化」によるビジネス(いわゆる「運用型」)への転換を見据えた、博報堂が提唱する広告メディアビジネスのデジタルトランスフォーメーションを果たす次世代型モデル<AaaS®は博報堂の登録商標です。>
*3 Hakuhodo DY ONEリリース2025年7月22日『Hakuhodo DY ONEの広告配信サービス「WISE Ads」、日本テレビ「アドリーチマックス プラットフォーム」と連携しテレビCMのプログラマティック取引機能を提供開始』
https://www.hakuhodody-one.co.jp/news/news-release_202507222457/ ,
2025年8月4日『Hakuhodo DY ONE、日本テレビ「プログラマティックネット(運用型全国CM)」への入札を開始』
https://www.hakuhodody-one.co.jp/news/news-release_202508042560/
以上
会社概要
Hakuhodo DY ONEは、インターネット広告黎明期より培ったデジタル広告の知見とノウハウを活かし、統合的なデジタルマーケティングサービスを提供しています。マーケティング戦略立案力、クリエイティビティ、高度な運用力と技術開発力、媒体社・プラットフォーマーとの強固な関係性を強みとし、国内外のクライアント企業に対して、デジタル起点でのマーケティング戦略やテクノロジー活用を包括的に支援します。博報堂DYグループの「デジタルコア」として、グループ内のナレッジやリソースを集約し、高い専門性と提案力を併せ持つ企業として業界随一のデジタルマーケティング会社となることを目指します。
クライアント企業にとって唯一の「ONE」の存在となるため常に挑戦・前進し、事業成長を支援するビジネスパートナーとして伴走することで、クライアント企業の持続的な成長と、企業価値向上に貢献してまいります。
| 社名 | 株式会社Hakuhodo DY ONE |
|---|---|
| 本社所在地 | 〒107-6316 東京都港区赤坂5丁目3-1 赤坂Bizタワー |
| 代表者 | 代表取締役会長 田中雄三 代表取締役社長 小坂洋人 |
| 株主 | 博報堂DYグループ100% |
| 社員数 | 3,172名(2025年4月1日時点) |
| 創立 | 2024年4月1日 |
| 事業内容 | デジタルマーケティング全般にまつわる企画・コンサルティング・代行事業・投資事業 |
| URL | https://www.hakuhodody-one.co.jp |
