2024年9月25日

株式会社Hakuhodo DY ONE

ニュースリリース

PDFファイルを表示(730KB)

ECサイト広告運用最適化プラットフォーム「Commerce Flow」において、Amazon DSPの「時間帯予算調整」を活用した広告運用サービスの提供を開始
〜テレビCMや大型セール等の期間に合わせた広告運用最適化を実現〜


株式会社Hakuhodo DY ONE(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長:田中雄三 代表取締役社長:小坂洋人、以下 Hakuhodo DY ONE)のコマースDX横断対応組織「CROSS COMMERCE Studio」は、グループ会社のnegocia株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:柴山大、以下negocia)が開発・提供するECサイトの広告運用最適化プラットフォーム「Commerce Flow(コマースフロー)」※1において、Amazon DSPの「時間帯予算調整」機能を国内で初めて※2用いた広告運用サービスを提供開始いたします。なお、この取り組みは、博報堂DYグループのEC領域に特化した組織横断型プロジェクト「HAKUHODO EC+」の一環です。

「CROSS COMMERCE Studio」では、これまで「Commerce Flow」のAmazonスポンサー広告における自動入札機能ならびに「時間帯自動最適化機能」を活用し、Amazonに出品する企業の売上最大化を支援してきました。このたび新たに提供を開始する、Amazon DSP広告の「時間帯予算調整」機能の活用により、更なる広告運用の効率化・効果改善を行い、認知から獲得までAmazon Adsを通じたフルファネルの広告戦略の最適化を実現します。

サービスの特長

1.認知・興味が高まる“モーメント”を捉えた最適化配信

従来のAmazonスポンサー広告の「時間帯自動最適化機能」と「時間帯予算調整」機能を合わせて利用することで、テレビCMの配信にあわせた広告運用を行うことが可能です。時間帯ごとに予算の強弱を設定することで、認知から獲得に至るまで、よりAmazon内の売上最大化に寄与する広告配信が実現できます。

Commerce Flowの図

2.時間帯あたりの配信コントロール

1日の予算を時間帯あたりどのくらい配信したいかを1時間単位で設定することが可能です。各時間の累積配信比率を設定することで、その時間までに配信する広告費を綿密にコントロールします。大型のタイムセール等に合わせた最適な広告予算での運用を実現します。

時間帯あたりの配信コントロール

配信実績

本機能を活用したキャンペーンでは、活用していない時と比較しCPM(1,000インプレッション当たりの配信費用)を31%、CPA(1コンバージョンあたりの費用)を32%改善することができました。

CPM、CPA改善の図

Hakuhodo DY ONEは今後も、「CROSS COMMERCE Studio」の横断的機能の拡充や、協業企業との連携強化を通じてサービスの更なる多角化を図り、企業のマーケティング活動の支援に取り組んでまいります。

*Amazon、Amazon.co.jp および Amazon.co.jp ロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

※1 ECサイト広告運用最適化プラットフォーム「Commerce Flow」について
Amazon Ads APIを活用した広告運用ツールです。独自アルゴリズム採用のハイブリッド型AIエンジン「Sophia AI」により、広告運用業務を自動化することで、業務効率化によるコスト削減と、広告効果のパフォーマンス最大化を同時に目指します。

https://solutions.hakuhodody-one.co.jp/commerce-flow

※2 当社調べ

以上

CROSS COMMERCE Studioについて

Hakuhodo DY ONEの「CROSS COMMERCE Studio」は、ECモール、自社EC、ソーシャルコマースに関する既存のサービス、ツール、ソリューションを1つに統合し、eコマース領域を横断的かつシームレスに支援する体制。施策管理・進行および、各個別領域を横断したシームレスな形でのコンサルティング、ツール・制作機能を提供し、企業のeコマース領域におけるマーケティング活動の最適化支援を行います。

CROSS COMMERCE Studio

https://ccs.hakuhodody-one.co.jp

HAKUHODO EC+について

「HAKUHODO EC+」は、博報堂やHakuhodo DY ONEなど博報堂DYグループ内各社および協⼒会社のナレッジやスキルを集約し、ECを起点とした企業のさまざまな価値創造DXの推進をワンストップでサポートするために、EC領域に特化した博報堂DYグループ横断型プロジェクトです。新しいコマース、新しいECの可能性をいち早くキャッチし、市場分析・課題発⾒・戦略構想からシステム開発・EC サイト構築、実装・集客・CRM、さらにはフルフィルメントやコンタクトセンター等の運⽤に⾄るまで、あらゆるバリューチェーンにおいて企業のマーケティング DX・事業成⻑をフルファネルで⽀援してまいります。

HAKUHODO EC+

https://www.hakuhodo.co.jp/ecplus

会社概要

Hakuhodo DY ONEは、インターネット広告黎明期より培ったデジタル広告の知見とノウハウを活かし、統合的なデジタルマーケティングサービスを提供しています。マーケティング戦略立案力、クリエイティビティ、高度な運用力と技術開発力、媒体社・プラットフォーマーとの強固な関係性を強みとし、国内外のクライアント企業に対して、デジタル起点でのマーケティング戦略やテクノロジー活用を包括的に支援します。

今後は博報堂DYグループの「デジタルコア」として、グループ内のナレッジやリソースを集約し、高い専門性と提案力を併せ持つ企業として業界随一のデジタルマーケティング事業会社となることを目指します。

クライアント企業にとって唯一の「ONE」の存在となるため常に挑戦・前進し、事業成長を支援するビジネスパートナーとして伴走することで、クライアント企業の持続的な成長と、企業価値向上に貢献してまいります。

社名 株式会社Hakuhodo DY ONE
本社所在地 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー
代表者 代表取締役会長 田中雄三 代表取締役社長 小坂洋人
株主 博報堂DYグループ100%
社員数 約3,000名(2024年4月1日時点)
創立 2024年4月1日
事業内容 デジタルマーケティング全般にまつわる企画・コンサルティング・代行事業・投資事業
URL https://www.hakuhodody-one.co.jp

※デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)と株式会社アイレップは、2024年4月1日に統合し株式会社Hakuhodo DY ONEを設立しました。新会社での統合的な運営を進めるにあたり、当面の間は移行措置としてお取引窓口や役職員の採用等はこれまで通りDACおよびアイレップが変わりなく担います。今後2025年以降に完全な統合を実施する予定です。


本件についてのお問い合わせ

株式会社Hakuhodo DY ONE
広報担当 E-mail:
info-pr@hakuhodody-one.co.jp